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メモリ(Memory)

一般的に、物理メモリとかメインメモリと呼ばれるもののことです。

メモリとは、CPUが処理を行う際、処理に使うデータを一時的に保管する部品です。

複数のソフトを同時に使用する時や大きなデータ(画像データなど)を扱う時は、容量が大きい方がいいです。

容量はGB(ギガバイト)、MB(メガバイト)という単位(1GB=約1000MB)であらわされ、数字の大きいものほど、大容量ということになります。

一般的にメモリ容量は大きい程、処理能力が大きく、動作が安定します。(メモリの品質にもよりますが)

メインメモリの容量が少ないと、メモリに入りきらないデータは、ハードディスクに一時的に保存されるので、CPUがどれだけ優秀でも本来の性能が十分に発揮できず、パソコンの動作スピードは遅くなってしまいます。

これは、CPUがメモリにアクセスする速度に比べ、ハードディスクにアクセスする速度がかなり遅いためです。

OSにより最低限必要なメモリ容量は、パッケージなどに書いてありますが、より快適に使うのなら、その2~4倍の容量はほしいところです。 (パソコンによって容量の限度があったりしますが)

それと、メモリにも規格がありますので、メモリ容量を増やそうと購入を考えられる時には、自分のパソコンに使えるメモリの規格を調べてからにしましょう。これは、パソコン(またはマザーボード)のメーカサイト、カタログや説明書に書いてあります。

例えば、「DDR2-800 PC2-6400」といった表記です。このように完全に書いてなくても、メモしておいてお店で訊けば大丈夫です。

ただし、あまり古い規格だと、お店に売っていないことも考えられますから、そんな時にはオークションなどを利用するのも手だと思います。